フィターゼ添加による採卵鶏の植物性飼料中リン利用率向上技術

フィターゼ添加による採卵鶏の植物性飼料中リン利用率向上技術

レコードナンバー712401論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20005895NACSIS書誌IDAN10485504
著者名池田 加江
福原 絵里子
西尾 祐介
ほか1名
書誌名福岡県農業総合試験場研究報告
別誌名福岡農総試研報
Bull. Fukuoka Agric. Res. Cent
発行元福岡県農業総合試験場
巻号,ページ24号, p.94-98(2005-03)ISSN13414593
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抄録鶏が利用できない植物性飼料中リン(フィチン態リン)の利用率を向上させ、排泄リン量を低減させるフィチン態リン分解酵素(フィターゼ)の植物性飼料への適正添加水準について検討を行った。試験は、非フィチン態リン(有効リン)0.16%の植物性飼料にフィターゼを0、75、150、300、450単位/kg添加した区を設定し、対照区は有効リン0.35%の動物性飼料給与区とした。フィターゼを添加しない区では、産卵率は対照区に比べ有意に低下した。フィターゼの添加量を0、75単位/kgにした区では破卵率が増加し、添加量を150単位/kgにすると暑熱期の産卵後期に破卵率が増加した。添加量を150、300単位/kg添加した区では、対照区に比べ産卵率、日産卵量、飼料消費量、飼料要求率に有意な差はなかった。排泄リン量は、対照区に比べ低リン植物性飼料給与区で有意に低減した。また、フィターゼを150、300単位/kg添加した場合の卵1kg当たりの植物性飼料費は、動物性飼料費に比べ同等か少ない。これらのことから、有効リン0.16%の植物性飼料を採卵鶏に給与する場合、産卵成績を低下させることなく排泄リン量を低減できるフィターゼの添加量は、150-300単位/kg添加であると考えられた。
索引語リン;添加;飼料;産卵;排泄;採卵;卵;技術;分解;酵素
引用文献数10
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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