テンサイS型細胞質由来のpreSatp6発現実験系の構築

テンサイS型細胞質由来のpreSatp6発現実験系の構築

レコードナンバー712509論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20009215NACSIS書誌IDAN00352173
著者名北崎 一義
野元 悠太
久保 友彦
ほか1名
書誌名てん菜研究会報 = Proceedings of the Sugar Beet Research Association
別誌名Proceedings of the Japanese Society of Sugar Beet Technologists
てん菜技術連絡研究会発表論文集
てん菜研究会報
発行元甘味資源振興会
巻号,ページ46号, p.31-36(2005-05)ISSN09121048
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抄録Owen型細胞質雄性不稔は現在テンサイ育種において広く用いられ、その原因遺伝子の有力候補として、ミトコンドリア遺伝子preSatp6が挙げられる。しかしながら、同遺伝子産物の機能は未だ明らかでないため、本研究ではテンサイS型細胞質由来のpreSatp6遺伝子を導入した形質転換体の作出を試みた。ミトコンドリア移行シグナルペプチドをpreSatp6に付加し、アラビドプシスの核ゲノムへ導入したところ、RNAへの転写は確認できたものの、翻訳産物の蓄積は見られなかった。preSatp6とアラビドプシス核ゲノムのコドン使用率が著しく異なっていたことから、これが導入遺伝子の翻訳阻害を引き起こしていると考えた。そこで、preSatp6において、アラビドプシス核ゲノムで使用率が低いコドンをすべて高いコドンに変更することで解決を試みた。トランジェントアッセイにより、使用コドンを変更した合成preSatp6にGFPを付加した融合遺伝子の発現が確認されたことから、使用コドンを変更することで翻訳効率が上がり、タンパク質の蓄積にまで至ることが明らかとなった。しかしながら、ミトコンドリア移行シグナルペプチドを付加した場合、移行阻害が見られた。ミトコンドリア移行シグナルペプチドとPRESATP6の間で何らかの相互作用が起きていると考えられる。
索引語遺伝子;ミトコンドリア;移行;テンサイ;細胞質;ペプチド;核;導入;発現;産物
引用文献数8
登録日2011年12月19日
収録データベースJASI, AGROLib

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