体外成熟培地へのβ-メルカプトエタノール添加がウシ卵丘細胞-卵母細胞複合体のATP量ならびに体外受精後の胚発生に及ぼす影響

体外成熟培地へのβ-メルカプトエタノール添加がウシ卵丘細胞-卵母細胞複合体のATP量ならびに体外受精後の胚発生に及ぼす影響

レコードナンバー712664論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20020157NACSIS書誌IDAN10548943
著者名續木 靖浩
西郷 裕子
芦澤 幸二
書誌名Journal of mammalian ova research = 日本哺乳動物卵子学会誌
別誌名日本卵子学会誌
発行元日本哺乳動物卵子学会
巻号,ページ22巻・ 1号, p.33-39(2005-04)ISSN13417738
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抄録体外成熟時に培地中にβ-メルカプトエタノール(β-ME)を添加することが、ウシ卵母細胞を取り囲む卵丘細胞数や、卵丘細胞-卵母細胞複合体のAP量および体外受精後の胚発生に及ぼす影響について検討した。体外成熟培地に0、10、50、100および500μMのβ-MEを添加すると、100μM添加区で胚盤胞期への胚発生率が、対照区(0μM)に比べて有意に高くなった(P<0.05)。また胚盤胞の細胞数も、無添加区に対して有意に増加した。(P<0.05)。しかし受精後の培地に同様のβ-MEを添加すると、胚発生の向上は見られなかった。一方、成熟培地への100μM β-ME添加により、卵丘細胞数も無添加の対照区に比べて、有意に増加した(P<0.05)。しかし、卵丘細胞-卵母細胞複合体のAP量は、100μM β-MEの体外成熟培地への添加により、ほとんど変化しなかった。これに対して、卵母細胞のみのAP量は、100μM β-ME添加区の値が、無添加の対照区に対して有意に低いものとなった(P<0.05)。以上の結果から、体外成熟培地へのβ-ME添加は、ウシ卵母細胞のAP量に影響を及ぼしながら、卵丘細胞数を増加させるばかりでなく、体外受精後の胚発生ならびに胚品質をも向上させるものと考えられた。
索引語添加;培地;成熟;卵;卵母細胞;胚;発生;細胞数;AP;ウシ
引用文献数35
登録日2011年12月19日
収録データベースJASI, AGROLib

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