水ストレスがサヤインゲン(Phaseolus vulgaris L.)の水分状態および生殖生長に及ぼす影響の品種・系統間差異

レコードナンバー
720012
論文タイプ
学術雑誌論文
ALIS書誌ID
ZZ00014546
NACSIS書誌ID
AN00199779
本文言語
ja
著者名
大前 英 ; Kumar A. ; 江川 宜伸 ; 柏葉 晃一 ; 庄野 真理子
誌名
熱帯農業
発行元
熱帯農業研究会
巻号ページ
49巻・1号,p.1-7(2005-03)
ISSN
00215260
抄録
水ストレスが莢生長期におけるサヤインゲン(Phaseolus vulgaris L.)の水分状態や生殖生長に及ぼす影響について、8品種・系統を用いて、ポリエチレン被覆の網室内で実験を行った。葉の水分状態を、最初に展開した若成葉を用いて測定した。水ポテンシャル(LWP)および相対含水率(RWC)は、水ストレス条件下で減少し、品種・系続間で明らかな差異を示した。黒種衣笠、45817、石垣2号、3028520およびハイブシにおけるRWCはLWPに対応して変化したが、86884、92783およびケンタッキーワンダーは対応しなかった。LWPの減少に伴うRWCの減少は、ハイブシ、3028520、石垣2号、黒種衣笠および45817の順に小さかった。水ストレスは花粉稔性や着莢率を低下させた。植物の水分状態と生殖生長との関係から、0830以降の昼間RWCの減少程度が低い、または昼間RWCが高い品種・系統ほど、花粉稔性とは無関係に、高い着莢率を示すことが判明した。このことから、日昼RWCはサヤインゲンの水ストレス耐性を評価するための生理的指標として活用できると考えられる。
引用文献数
16
登録日
2011年3月5日
収録データベース
JASI