品目横断的経営安定対策が東松浦地域(上場地域)の農業に与える影響
- レコードナンバー
- 724511
- 論文タイプ
- 学術雑誌論文
- ALIS書誌ID
- ZZ20011531
- NACSIS書誌ID
- AA11863117
- 本文言語
- ja
- 著者名
- 椿 真一
- 誌名
- Coastal bioenvironment
- 発行元
- 佐賀大学海浜台地生物環境研究センター
- 巻号ページ
- 6巻,p.15-26(2005-12)
- ISSN
- 13487175
- 全文表示
- PDF(2695KB)
- 抄録
- 2005年10月に、2007(平成19)年度より「品目横断的経営安定対策」が投入されることが決定した。品目横断的経営安定対策は、これまで品目ごとに行ってきた経営安定対策を統合・再編し、経営(全体)を単位とした経営安定対策にかえ、これまで全農家を一律とした施策から、施策対象を選別するものである。この大きな農政転換を迎えるにあたって、当研究センターが位置する東松浦地域ではどのような影響が予想されるかを、地域農業構造分析とともに、大規模農家の経営分析を通して検討したものが本稿である。分析の結果、品目横断的経営安定対策は東松浦地域の水田麦作、大豆作を拡大するほどのインパクトはなく、むしろ麦作、大豆作を縮小に向かわせる可能性が指摘される。また、品目横断的経営安定対策は、対象品目が麦・大豆・てん菜・でん粉原料用ばれいしょ・(米)の4(5)品目に限られており、東松浦地区でもっとも粗生産額が高い畜産と関わる飼料作物が含まれていないことは、食料自給率の向上にとってはもちろんのこと、東松浦地域の農業展開にとっても大きな課題であり、検討の余地があると考えられる。
- 引用文献数
- 8
- 登録日
- 2011年3月5日
- 収録データベース
- JASI ; AGROLib