長野市飯綱高原の人間活動が自然環境に与えた影響とその変遷

長野市飯綱高原の人間活動が自然環境に与えた影響とその変遷

レコードナンバー741730論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015886NACSIS書誌IDAA11255745
著者名富樫 均
田中 義文
興津 昌宏
書誌名長野県自然保護研究所紀要 = Bulletin of Nagano Nature Conservation Research Institute
発行元長野県自然保護研究所
巻号,ページ7巻・ p.1-16(2004-03)ISSN13440780
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抄録長野市飯綱高原に位置する逆谷地湿原で得られたボーリングコアを試料として、完新世の堆積物の花粉分析、微粒炭分析、14C年代測定を行い、里山の環境変遷を考察した。その結果によれば、飯綱高原においては、約3000年前の縄文時代の後期から火入れをともなう人間活動が活発になり、森林植生への影響が顕著になった。また、約700年前の中世の時代には森林破壊が極大期に達し、森林が減少し草地が拡大した。その後、約400年前以降の近世になって火入れ行為が抑制され、森林が回復し、アカマツ林やスギ林が拡大した。このような人と自然の関わりと変遷の歴史は、現代の里山問題の前史と位置づけられ、里山という場への新たな認識をあたえるものである。
索引語変遷;湿原;堆積;花粉;分析;測定;環境;森林;植生;森林破壊
引用文献数35
登録日2011年01月21日
収録データベースJASI, AGROLib

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