トルコギキョウの野生種の特性と新品種の育成

トルコギキョウの野生種の特性と新品種の育成

レコードナンバー772798論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20032223NACSIS書誌IDAA12213489
論文副題F1系統の形質発現と優良F1系統の特性
著者名渡邉 英城
書誌名大分県農林水産研究センター研究報告. 農業編 = Bulletin of Oita Prefectural Agriculture, Forestry and Fisheries Research Center, Agriculture Section
発行元大分県農林水産研究センター
巻号,ページ3号, p.75-84(2009-03)ISSN18819206
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抄録1994年にアメリカ合衆国で収集したトルコギキョウの野生種と当研究所保有系統との交雑により得られた系統を用いて、F1品種の育種に取り組み、固定系統とF1系統の関係、優良なF1系統の栽培特性について検討した。1.F1系統での花色・覆輪・微細斑の発現について、以下のことが明らかになった。1)当研究所保有固定系統の白色系統に、可視光下で区別できない覆輪花系統が混在する可能性が高い。2)覆輪花において花色異常発生率が明らかに少ない交配組み合わせはなかった。3)微細斑形質を有するF1系統育成には、両親に微細斑形質を有する系統を用いることが効率的だと考えられた。2.F1系統での花冠内面底部の花色は、緑、茶、緑と茶の混色が観察され、茶が優性だと推測された。3.F1系統での早晩性形質は、種子親の早晩性形質が強く遺伝すると考えられた。4.F1系統で奇形の少ない八重を育成するためには、両親系統とも八重系統を用いることが効率的だと考えられた。5.一重の花型について、目的とする花型をF1系統で発現させたい場合、同じ花型の親間で交配することが効率的だと考えられた。6.F1系統での花の大きさは、両親系統より大きくなる傾向があった。7.育成したF1系統の中で、特に優良な3系統(晩生)は、小輪多花性で切り花品質が優れること、種子冷蔵処理の効果が高く秋出荷に適応できることが明らかになった。
索引語F1;花色;早晩性形質;特性;茶;花型;育成;トルコギキョウ;野生種;形質
引用文献数9
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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