東京農業大学厚木キャンパス(神奈川県)における早春植物ニリンソウ(Anemone flaccida Fr. Schm.)の季節消長とその生育環境

東京農業大学厚木キャンパス(神奈川県)における早春植物ニリンソウ(Anemone flaccida Fr. Schm.)の季節消長とその生育環境

レコードナンバー782463論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20005635NACSIS書誌IDAN00164184
著者名宮本 太
桑原 美代子
書誌名東京農業大学農学集報
別誌名Journal of agriculture science, Tokyo University of Agriculture
Journal of agricultural science, Tokyo Nogyo Daigaku
東京農大農学集報
東農大農学集報
農学集報
東京農業大学農學集報
発行元東京農業大学
巻号,ページ54巻・ 3号, p.175-181(2009-12)ISSN03759202
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抄録ニリンソウ(キンポウゲ科)は早春植物として知られている代表的な植物である。神奈川県東京農業大学厚木キャンパスに生育するニリンソウの季節消長とその生育環境について調査を行った。ニリンソウは2月6日から出芽が観察され、3月中旬の生育地が樹冠によって覆われる前に葉の展開と二個の蕾が確認された。その後、第一花は3月27日に開花、第二花は4月6日から開花した。葉の展開は、第一花のそう果が落下した4月16日に終了した。生育地が樹冠に覆われた4月28日にはニリンソウの葉に黄ばみが観察され、5月中旬には地上部は全て枯死した。この結果、キャンパス内におけるニリンソウの生育期間は約3ケ月であることが明らかになった。ニリンソウはクヌギおよびコナラの優占する落葉広葉樹二次林に生育していた。そのため林床の相対照度は樹冠に覆われるまでは45%あるいはそれ以上であった。林床は厚さ4cmの落葉に覆われていた。ニリンソウの根茎は地表面から2cmの深さにあり、時に地表面に露出していることがあった。これらのことから、ニリンソウの保全には林床の光環境の拡大と落葉の管理が重要であることが明らかになった。
索引語ニリンソウ;葉;樹冠;林床;季節消長;生育環境;Schm;生育;落葉;観察
引用文献数21
登録日2011年04月22日
収録データベースJASI, AGROLib

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