土壌-植物系における放射性セシウムの挙動とその変動要因

土壌-植物系における放射性セシウムの挙動とその変動要因

レコードナンバー832083論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20024563NACSIS書誌IDAN10037751
著者名山口 紀子
高田 裕介
林 健太郎
石川 覚
倉俣 正人
江口 定夫
吉川 省子
坂口 敦
朝田 景
和穎 朗太#牧野, 知之#赤羽, 幾子#平舘, 俊太郎
書誌名農業環境技術研究所報告
別誌名Bulletin of National Institute for Agro-Environmental Sciences
Bulletin of the National Institute for Agro-Environmental Sciences
Bulletin of the National Institute of Agro-Environmental Sciences
Bull. Natl. Inst. Agro-Environ. Sci
農環研報
発行元農業環境技術研究所
巻号,ページ31号, p.75-129(2012-03)ISSN09119450
全文表示PDFファイル (40738KB) 
抄録東京電力福島第一原子力発電所の事故により放出された放射性核種は、広く環境中に拡散し、日本の農業にも大きな打撃を与えた。今後も長期にわたり半減期の長い放射性セシウム(134Cs,2.06年、137Cs,30.2年)による影響が懸念される。土壌に沈着した放射性Csはまず土壌に吸着する。そして土壌溶液に再分配されることで植物の根から吸収され可食部まで移行する。一度土壌に吸着した放射性Csが土壌溶液に再分配される割合は非常にわずかである。このことが農作物の汚染を最小限に抑えている一方で、除染を難しいものにする一因ともなっている。森林生態系では放射性Csは比較的動きやすい形態を保存したままで循環しているため、農地への流入を含め、放射性Csのダイナミックな挙動を流域レベルで考慮する必要がある。本総説では、土壌-植物系あるいは農業生態系における放射性Csの挙動の特徴とその支配要因について解説した。さらに、農地から放射性物質を除去する手法についてとりまとめ、わが国におけるこれらの手法の有効性について議論した。
索引語放射性Cs;土壌;挙動;植物系;放射性セシウム;吸着;土壌溶液;再分配;農地;手法
引用文献数221
登録日2013年10月08日
収録データベースJASI, AGROLib

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