内湾底土中の可溶性栄養塩について(2)

内湾底土中の可溶性栄養塩について(2)

レコードナンバー843818論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20004301NACSIS書誌IDAN00167397
論文副題底土の耕耘による栄養塩溶出の可能性について
著者名奥田 泰造
書誌名東北海区水産研究所研究報告
別誌名東北海区水産研究所研究報告
巻号,ページ2号, p.118-125(1953-11)ISSN 
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抄録底土中に蓄積された栄養物質を耕耘することによって海水中に溶出させ、海水中の含量を増加させうるかどうかについて2,3検討し次の様な結果を得た。(1)栄養塩の遊離水中(底土に含まれる)に溶存する量と、振盪処理によって新たに泥土から可溶化する量を比較した結果、PO4-P(0~10cmの各層共)及び表層部(0~0.5cm)のSiO3-Siは遊離水中の溶存量の方が大きいが他の各栄養塩は後者の量の方が大きく、比較的容易に栄養塩が可溶化して溶出することが知られた。しかも、その傾向は一般に深層部で大きかった。(2)底土に含まれる可溶性栄養塩の垂直分布をしらべたが、一般に含量が大きく、特に港中央部及び港奥部ではPO4-P、NH3-Nは深層部の含量が極めて高かった。(3)以上の点からも、所期の耕耘効果の可能性の大きいことが期待されるが、更に小地域で耕耘試験を行った結果、耕耘後著しく海水中の含量が増加することを知った。こゝに行った実験は極めて小規模で、実際に耕耘を行うに当たっては、その場所により、その対象によって技術的に多くの問題が残ってをり、更に大いに検討がなされねばならないと考える。
索引語量;含量;耕耘;底土;結果;可溶性栄養塩;可能性;栄養塩;溶出;増加
引用文献数5
登録日2014年08月22日
収録データベースJASI, AGROLib

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