底曳網漁獲量の群衆生態学的考察

底曳網漁獲量の群衆生態学的考察

レコードナンバー843828論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20004301NACSIS書誌IDAN00167397
著者名甲 二郎
書誌名東北海区水産研究所研究報告
別誌名東北海区水産研究所研究報告
巻号,ページ4号, p.127-135(1955-03)ISSN 
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抄録1)宮古沖漁場に於ける同一漁船の深度別操業での1網毎の魚種別入網量について等此級数法則の適否を検討し、平均入網量もよくこの法則に適合することを見た。よって平均入網量の解析により底魚群集の季節的遷移とその深度別生態区の比較を試み次の結果を得た。2)亜深海帯及び深海帯では、少数の優占種の産卵或は索餌のための移動・密集期には、組成の平衡は一時的に破れ後回復する。平衡を一時的に破る種類はババガレイ(1月)、スケトウダラ(6月)、キチヂ(11月)、サメガレイ(5月)である。3)各深度帯の優占種はそれぞれの魚期に応じて季節的に交代する。その移行期は1年に2~3回ある(各深度帯により異なるが大体春と秋)。4)群衆組成は水深の大きい程単純である。5)等比級数法則のa、即ち優占種と従属種との優劣の傾斜は各生態区共年2回の周期的変動をするが、深度が大きい程aの山が早期に現われる傾向がある。この変動と優占種の交代とは大体一致する。6)以上によって漁期の変遷、漁獲組成の変化等が等比級数法則によって解析されることが示された。
索引語優占種;平均入網量;解析;平衡;各深度帯;交代;等比級数法則;魚種別入網量;法則;亜深海帯
引用文献数11
登録日2014年08月22日
収録データベースJASI, AGROLib

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