砂壌土と火山灰壌土におけるかんしょの生育経過の差異に関する試験

砂壌土と火山灰壌土におけるかんしょの生育経過の差異に関する試験

レコードナンバー845044論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00016679NACSIS書誌IDAN00142421
著者名三輪 晋
小中 伸夫
書誌名千葉県農業試験場研究報告 = Bulletin of the Chiba-Ken Agricultural Experiment Station
別誌名千葉農試研報
Bull. Chiba Agric. Exp. Stn.
Bulletin of the Chiba Prefectural Agricultural Experiment Station
発行元千葉県農業試験場
巻号,ページ10号, p.32-37(1970-03)ISSN05776880
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抄録砂壌土と火山灰壌土における,かんしょの生育経過を検討した結果 砂壌土と火山灰壌土の生育過程差は,砂壌土は初期生育が旺盛であり,火山灰壌土は中期生育が旺盛であり,後期生育には土壌間差異は比較的少ない。また,かんしょの生育には,地上部生育期と地下部肥大期の転換期が認められ,この転換期は落葉数が急増する8月下旬であり,この転換期は砂壌土が火山灰壌土より数日早い。なおこの転換期には,茎のでん粉含有量が低下し,葉の葉緑素含有量が減少することからも推定される。かんしょの乾物生産上の最適葉面積は比較的高いところにあり,品種・栽培法・土壌・地力・気象などとの関連が高いと考えらたるが,地上部生育最盛期には6.0~7.0m2/m2 field,転換期以後の地下部肥大期には4.0~5.0m2/m2 field位葉面積指数が必要と考えられる。この試験結果から安定増収栽培法の要点は,火山灰壌土の栽培では生育初期に,砂壌土の栽培では生育中期に対策を講ずる必要があり,また,茎のでん粉含有量・葉の葉緑素含有量・葉面積などの推移から,栽培上の管理作業は植付後55日頃までに完了することが望ましい。また,転換期の対策としての施肥法および管理法並びに転換期以後の肥大期についての対策は,次号に報告する予定である。
索引語砂壌土;火山灰壌土;かんしょ;地下部肥大期;対策;生育経過;葉;栽培;茎;でん粉含有量
引用文献数11
登録日2015年08月19日
収録データベースJASI, AGROLib

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