畑作雑草防除に関する研究(1)

畑作雑草防除に関する研究(1)

レコードナンバー845089論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00016679NACSIS書誌IDAN00142421
論文副題SES. 2・4-Dの土壌処理と陸稲の初期生育について;土壌の種類,処理時期及び薬量との関係
著者名林 政衛
川代 賢
書誌名千葉県農業試験場研究報告 = Bulletin of the Chiba-Ken Agricultural Experiment Station
別誌名千葉農試研報
Bull. Chiba Agric. Exp. Stn.
Bulletin of the Chiba Prefectural Agricultural Experiment Station
発行元千葉県農業試験場
巻号,ページ2号, p.42-46(1958-03)ISSN05776880
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抄録陸稲其の他夏作畑雑草防除に効果が高いと思われるSESについてその有効な使用方法を知る為に, 2・4-D固定度の異る三種類の土壌を供試して陸稲の生育期全面土壌処理による実験を行って次の如き結果を得た。(1) 陸稲の生育に及ぼす影響は処理時期の早いものに多く,おそいものは少なかったが,その薬害は沖積層砂土が甚しく, 5葉期処理でも10.8~12.6%の被害率を示したが,赤野土,黒野土は共に薬害の発現が少く,幼令期処理は僅かに畸型葉が発現したが, 4葉期以降の処理区では害作用が見られなかった。(2) 撒布量は反当酸量50gより100gの害作用が大きかったが砂土はその傾向が著しく,赤野土,黒野土は全般に被害が少く,撒布量による差もあまり見られなかった。(3) 被害差位は撒布時期のおくれるに従って上昇し,処理当時の葉位から概ね2~3葉上位に被害が見られ,砂土では5葉期処理に於いても第7~8葉に薬害が出たが,赤野土,黒野土では3葉期処理区が第5~6葉に僅かに見られ,その後の処理では認められなかった。(4)以上の結果から2・4-Dソーダ塩50g,全面土壌処理と略々同程度の薬効を期待するには,赤野土,黒野土は撒布時期が2葉期以降で反当酸量(2・4-dichlorophenoxy ethanol として)50g位と思われる。砂土では5葉期以降が妥当と思われるが,その使用について更に検討する必要があろう。
索引語処理;陸稲;処理時期;砂土;土;被害;薬害;赤野土;黒野土;土壌
引用文献数10
登録日2015年08月19日
収録データベースJASI, AGROLib

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