北海道の春コムギ-カバークロップ輪作体系におけるバイオマス生産と窒素吸収

北海道の春コムギ-カバークロップ輪作体系におけるバイオマス生産と窒素吸収

レコードナンバー850486論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015067NACSIS書誌IDAN00386823
著者名平田 聡之
永山 毅
荒木 肇
書誌名農作業研究
別誌名Japanese journal of farm work research
Farm work research : journal of Farm Work Society of Japan
発行元日本農作業研究会
巻号,ページ153号, p.127-137(2012-12)ISSN03891763
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抄録コムギ栽培では,古くから地力維持を目的としたカバークロップの利用が進められてきた。本研究では,冷涼積雪地帯である北海道におけるヘアリーベッチ,野生エンバク,ヘアリーベッチと野生エンバクの混播および休閑を導入した4種の1年輪作体系において春コムギのバイオマス生産と窒素吸収量を調査した。以下に結果の概要を示す。1)カバークロップを栽培した区では,コムギの収量が増加したが,カバークロップ種間で有意な差異が認められなかった。2)2008年と2009年のコムギ収量を比較したところ,カバークロップを栽培していない区では55.4%に低下したが,カバークロップを導入した区では36.7%以下の減少率に留まった。このことから,カバークロップによりコムギ収量の安定性が増加すると考えられた。3)推定窒素源、カバークロップ種および耕起法を説明変数とした重回帰分析の結果から,コムギの窒素吸収量は,野生エンバクによる負の効果が認められた。このことから,マメ科カバークロップであるヘアリーベッチの有効性が示された。4)カバークロップを栽培した区では,コムギ収量に春耕による効果が認められなかった。このことは,カバークロップ栽培を取り入れた春コムギの不耕起播種の有効性が高いことを示している。
索引語カバークロップ;ヘアリーベッチ;栽培;このこ;春コムギ;コムギ収量;野生エンバク;北海道;コムギ;バイオマス生産
引用文献数19
登録日2013年07月26日
収録データベースJASI

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