海外農業研修事業の成果と地域農業に果たす役割

海外農業研修事業の成果と地域農業に果たす役割

レコードナンバー850662論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014318NACSIS書誌IDAN00024924
著者名藤田 智子
横田 創
胡 柏
書誌名愛媛大学農学部紀要 = Memoirs of the College of Agriculture, Ehime University
別誌名Memoirs of the Faculty of Agriculture, Ehime University
発行元愛媛大学農学部
巻号,ページ57巻・ p.45-54(2012-09)ISSN04246829
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抄録海外研修事業は,社団法人国際農業者交流協会が実施するもので,1952年から現在まで幾度かの制度改正を経ながら14,200名以上の農業研修生を派遣している。近年の研修生の傾向として,研修後に日本農業に従事することを前提とした者は減少しているが,海外農業に興味を持ち体験しようと参加しており,環境や自然にやさしい農業,有機農業,持続型農業等の新しいタイプの農業への関心が高まってきている。本県からの研修生の傾向も全国とほぼ同様である。研修修了者の3分の2以上が研修後本県で就農しており,就農業種では本県の主要農産物である柑橘が半数以上を占めている。そして農業売上額については回答者の3分の1が1,000万円以上という高い売上を出している。また,研修後就農者が活かしている研修経験は,生産技術ではなく精神面であった。精神面とは忍耐力や勇気,広い視野等のことを指すが,最も簡潔に表している回答は「フロンティア精神」であり,これが研修後就農者の経営を向上させている大きな要因である。地域農業の可能性を広げるために,このフロンティア精神を伝えることが必要である。
索引語研修生;農業;地域農業;本県;傾向;研修後就農者;精神面;フロンティア精神;自然;海外農業研修事業
引用文献数6
登録日2013年08月02日
収録データベースJASI, AGROLib

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