黄体ホルモン製剤投与が牛胚の移植受胎率に与える影響

黄体ホルモン製剤投与が牛胚の移植受胎率に与える影響

レコードナンバー850743論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00012934NACSIS書誌IDAN10468072
著者名加藤 聡
萩原 伸太郎
武井 賢一
松山 秀一
書誌名群馬県畜産試験場研究報告 = Bulletin of the Gunma Animal Husbandry Experiment Station
発行元群馬県畜産試験場
巻号,ページ19号, p.27-33(2012-12)ISSN13409514
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抄録受胚牛に黄体ホルモン製剤を投与し、人為的にプロジェステロン値を高めることによる移植胚および受胎成績への効果について検討したところ以下の結果を得た。1 発情日を0日目とし、7日目に胚移植を行い14日目に胚を回収した。回収胚の生存性では、黄体ホルモン製剤(ルテウムデポー)を5日目に投与した注射区が85.7%(6/7)、移植直後から胚回収日までCIDRを留置した留置区で57.1%(4/7)、無処理区で57.1%(4/7)となり、有意差は認められないが注射区で生存率が高かった。特に注射区では移植した2胚とも回収できた2胚生存率が57.1%(4/7)となり、双子生産に利用できる可能性が示唆された。2 回収胚の大きさは、注射区および留置区で大きくなる傾向が見られ、留置区では無処理区より長径・短径ともに有意(p<0.05)に大きくなった。3 血漿中プロジェステロン濃度(P値)は、すべての区で5日目が2ng/ml程度であったが、留置区ではCIDR留置後、急激なP値の上昇が見られ、14日目まで無処理に比べ有意(p<0.01)に高い値で推移した。4 移植試験の受胎率は、注射区が50.0%で最も高かった。しかし、留置区では無処理区より低い受胎率となり、CIDRの挿入が受胎に対し何らかの悪影響を与える可能性が示唆された。
索引語無処理区;注射区;留置区;CIDR;回収;黄体ホルモン製剤;投与;回収胚;可能性;示唆
引用文献数18
登録日2013年08月06日
収録データベースJASI, AGROLib

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