飼料用米多給による銘柄豚肉の生産技術の開発

飼料用米多給による銘柄豚肉の生産技術の開発

レコードナンバー850746論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00012934NACSIS書誌IDAN10468072
著者名関口 梨果
書誌名群馬県畜産試験場研究報告 = Bulletin of the Gunma Animal Husbandry Experiment Station
発行元群馬県畜産試験場
巻号,ページ19号, p.45-54(2012-12)ISSN13409514
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抄録飼料自給率の向上を目的として、飼料用米を多配合し、更に未利用資源として近年利用され始めた醤油粕を配合した飼料をそれぞれ体重30kg時、50kg時および70kg時から出荷(生体重115kg)に至るまで肥育豚に給与し、市販飼料を給与した区を対照区として比較試験を行い、以下の結果を得た。1 1日平均増体重、飼料要求率については、対照区と比べ、各試験区に有意な差は認められなかった。2 枝肉成績では、ロース断面積において、50kg区および30kg区が他の試験区より有意(p<0.05)に大きくなった。また、肉質検査では、肉色(PCS)が、50kg区に対し、対照区および70kg区で有意(p<0.05)に色が薄くなったが、他の項目では差が認められなかった。3 筋肉内脂肪の脂肪酸組成について、オレイン酸含量に差は見られなかったが、リノール酸とα-リノレン酸の比率が、対照区に対し50kg区、30kg区で人の健康によいとされる4:1に近くなった。以上のことから、肥育豚に飼料用米を多給しても、発育成績に影響は見られず、輸入飼料原料に依存しない飼養が可能であると考えられた。また、脂肪酸比率(リノール酸/α-リノレン酸)を改善することによる人の健康を意識した銘柄豚肉生産の可能性が示唆された。
索引語健康;飼料用米多給;銘柄豚肉;生産技術;差;飼料;飼料用米;肥育豚;給与;リノール酸
引用文献数10
登録日2013年08月06日
収録データベースJASI, AGROLib

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