水耕栽培における尿素態窒素およびアンモニア態窒素施用がミツバ(Cryptotaenia japonica Hassk)の収量および硝酸イオンに及ぼす影響

水耕栽培における尿素態窒素およびアンモニア態窒素施用がミツバ(Cryptotaenia japonica Hassk)の収量および硝酸イオンに及ぼす影響

レコードナンバー851158論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00016464NACSIS書誌IDAA11178236
著者名嘉悦 佳子
森川 信也
中村 謙治
阿部 一博
書誌名日本食品保蔵科学会誌
別誌名日本食品保蔵科学会誌
発行元日本食品保蔵科学会
巻号,ページ39巻・ 1号, p.19-24(2013-01)ISSN13441213
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抄録水耕栽培のミツバには硝酸態窒素が多く含まれており,メトヘモグロビン血症の原因の一つと報告されている硝酸態窒素の低減化が求められている。そこで,本研究では,ミツバの湛液型水耕栽培(以下,水耕栽培)において,尿素態窒素施用やアンモニア態窒素がミツバの収量および品質に及ぼす影響を検討するとともに,ミツバ中の硝酸態窒素の低減効果を明らかにした。ミツバ水耕栽培において,慣行化学肥料(90%の硝酸態窒素と10%アンモニア態窒素)を施用した対照区と,対照区の窒素等量の半分を尿素態窒素で施用した尿素施用区と,対照区の窒素等量の半分をアンモニア態窒素で施用したアンモニア施用区の3試験区を設け栽培を行った。アンモニア態窒素を施用すると,慣行化学肥料を施用した収穫物より,硝酸イオンを約8~9割低減したが,品質は悪かった。しかし,尿素態窒素を施用すると慣行化学肥料を施用した収穫物と同等の外観品質であり,ミツバ中のクロロフィル含量が高く葉色が濃くなるとともに,硝酸イオン濃度を約2割低下することができた。したがって,ミツバ水耕栽培において,硝酸態窒素の代わりに一部を尿素態窒素やアンモニア態窒素で施用すると,ミツバ中の硝酸イオンを低減できる可能性が示唆された。また,培養液中のアンモニア態窒素濃度が,ミツバの生育や葉色に大きく影響を及ぼすことが明らかになった。
索引語施用;ミツバ;アンモニア態窒素;硝酸態窒素;尿素態窒素;水耕栽培;硝酸イオン;影響;ミツバ水耕栽培;窒素等量
引用文献数21
登録日2013年08月16日
収録データベースJASI, AGROLib

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