人工産卵床によるコイ・フナ類の増殖手法の開発について

人工産卵床によるコイ・フナ類の増殖手法の開発について

レコードナンバー851341論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20024152NACSIS書誌IDAA1215225X
著者名坂本 浩
川津 浩二
書誌名千葉県水産総合研究センター研究報告 = Bulletin of the Chiba Prefectural Fisheries Research Center
別誌名千葉水総研報
発行元千葉県水産総合研究センター
巻号,ページ7号, p.7-16(2013-02)ISSN18810594
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抄録1)コイ・フナ類の種苗放流に替わる増殖手法として,簡易な人工産卵床を開発し,その増殖効果を試算した。2)人工産卵床に用いる産卵基質として,アシ,竹,キンラン,ビニールを比較したところ,最も優れた基質はキンランであり,天然に存在する浮遊物などの産卵基質の30倍以上の産着卵数が確認された。3)1m2の人工産卵床には15本のキンランを取り付けることによって,最大のふ化仔魚数が得られ,最適な本数であることが明らかになった。4)開発した人工産卵床の増殖効果は次式により求めることができ,西印旛沼での本試験によるコイ・フナ類の増殖効果は放流用種苗に換算すると,1m2当たり383尾であり,2,235gの種苗放流量に相当するものと推定された。人工産卵床1m2当たりの換算放流用種苗数=産着卵数×食害を考慮したふ化率×コイ・フナ類の比率×ふ化から放流用種苗サイズまでの生残率 5)本報告以外の湖沼河川における人工産卵床によるコイ・フナ類の増殖効果の算定に当たっては,「単位面積当たりの産着卵数」,「ふ化率」および「コイ・フナ類の比率」を把握し,次式により求めることができる。コイの換算放流用種苗数=産着卵数×(ふ化率×0.533)×コイ比率×0.128フナ類の換算放流用種苗数=産着卵数×(ふ化率×0.533)×フナ類比率×0.448
索引語コイ;フナ類;人工産卵床;増殖効果;ふ化率;開発;キンラン;増殖手法;比率;産卵基質
引用文献数19
登録日2013年12月19日
収録データベースJASI, AGROLib

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