京都府冠島におけるオオミズナギドリ影響下の森林の群落構造

京都府冠島におけるオオミズナギドリ影響下の森林の群落構造

レコードナンバー851638論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20035952NACSIS書誌IDAA12376290
著者名糟谷 信彦
竹内 さゆり
吉安 裕
中尾 史郎
書誌名京都府立大学学術報告. 生命環境学
別誌名京都府大学報・生命
Sci. Rep. Kyoto. Pref. Univ., Life & Env. Sci
京都府立大学学術報告. 生命環境学
発行元京都府立大学
巻号,ページ64号, p.1-7(2012-12)ISSN18826946
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抄録オオミズナギドリの繁殖地である京都府舞鶴市冠島において植生・土壌調査を行い,冠島の森林の群落構造について調査を行った。調査林分は,島嶼という孤立した環境であること,オオミズナギドリの営巣活動が盛んであったことからいずれも種多様性が低く,また極相樹種であるタブノキの後継樹となる小・中径木が少なく,タブノキ林が退行遷移を起こしやすい状態であることがわかった。タブノキの代わりに先駆的な樹種であるアカメガシワやヤブニッケイの小・中径木が多く確認され,タブノキ林に多く侵入していることが明らかになった。タブノキの林冠木が欠如した際,これらの樹種が一時的にギャップを埋める役割を果たし,再びタブノキ林へ遷移していく可能性が示唆された。また表層土壌のpHは1983年当時と同じく3.5~4.2程度と通常より低かったが,表層土壌のC/N比の結果から土壌の肥沃度が比較的高いことが明らかになり,これがタブノキ林が長期間群落を維持していくうえで重要な役割を果たしていることが推察された。
索引語タブノキ林;樹種;タブノキ;森林;群落構造;オオミズナギドリ影響下;オオミズナギドリ;中径木;役割;表層土壌
引用文献数11
登録日2014年01月09日
収録データベースJASI, AGROLib

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