アユの効率的な媒精技術の開発(2)

アユの効率的な媒精技術の開発(2)

レコードナンバー851839論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20028619NACSIS書誌IDAA1216507X
論文副題低濃度の卵巣腔液による卵の粘着抑制
著者名桑田 知宣
書誌名岐阜県河川環境研究所研究報告 = Report of Gifu Prefectural Research Institute for Freshwater Fish and Aquatic Environments
発行元岐阜県河川環境研究所
巻号,ページ58号, p.20-24(2013-03)ISSN18807437
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抄録1. アユ卵の効率的な媒精・着卵技術を開発するために,卵巣腔液によるアユ卵の粘着性の発現抑制作用について調べた。2. pH調整した蒸留水(BS),アユ人工血漿,シシャモ人工生殖腔液は,それ単独ではアユ卵の粘着性の発現を抑制しなかった。3. アユ卵巣腔液は,アユ卵の粘着性の発現を強く抑制する作用を有し,5%濃度で95%以上のアユ卵の着卵を,0.25%濃度でも一部のアユ卵の着卵を抑制することを明らかにした。4. アユの卵巣腔液だけではなく,アユの血清やアマゴの卵巣腔液もアユ卵の粘着性の発現を強く抑制することを明らかにした。5. 受精液を用いた人工授精作業における卵巣腔液の濃度を試算することにより,粘着抑制作用がない受精液であっても,量を適切に調整すればアユ卵の粘着による問題が生じないことを裏付けた。6. 着卵作業時の卵体腔液の濃度の試算により,着卵作業時の卵体腔液濃度の上昇は,シュロ製の魚巣などへのアユ卵の着卵阻害要因に成り得ることを明らかにした。
索引語アユ卵;卵巣腔液;粘着性;卵;アユ;抑制;濃度;受精液;発現;媒精技術
引用文献数13
登録日2014年01月17日
収録データベースJASI, AGROLib

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