有明海湾奥東部におけるタイラギの立枯れ斃死の発生状況と底泥含有成分の稚貝への影響

有明海湾奥東部におけるタイラギの立枯れ斃死の発生状況と底泥含有成分の稚貝への影響

レコードナンバー852202論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00012373NACSIS書誌IDAN10412839
著者名荒巻 裕
福元 亨
佃 政則
吉村 臣史
書誌名佐賀県有明水産振興センター研究報告 = Bulletin of Saga Prefectural Ariake Fisheries Research and Development Center
別誌名Bull. Saga Prefect. Ariake Fish. Res. Dev. Cent.
佐有水試研報
発行元佐賀県有明水産振興センター
巻号,ページ26号, p.7-11(2013-01)ISSN09191143
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抄録タイラギの立枯れ斃死は,2008,2011年にほとんど全滅するなど現在も引き続き発生しているため,2000年以降の発生状況についてとりまとめたところ,「立枯れ斃死」と言っても,その時期,期間,範囲,斃死の速さなど様々であり,特に斃死の時期については従来と違った様相を呈してきている。大牟田沖で2011年5月から7月までに採取した海底泥から異臭が発生していたため,泥中の揮発性成分の定性分析を行ったところ,異臭の原因が2-ブロモフェノールであることが明らかとなった。そこで,市販の2-ブロモフェノールを用いて,タイラギ稚貝への影響を調べた。今回の暴露試験から,2-ブロモフェノールがタイラギ稚貝に急性毒性を呈す可能性は低いと思われるが,タイラギ稚貝が毒性のある2-ブロモフェノールの影響を低濃度ではあるが,長期間受けていた可能性は否定できない。大牟田沖の海底泥の表層付近では,タイラギに影響を与える何らかの物質が短期間に発生,消失している可能性も否定できないため,定期的に採泥し,タイラギの暴露試験などを行うことが不可欠であると考える。
索引語タイラギ;ブロモフェノール;影響;立枯れ斃死;斃死;発生;タイラギ稚貝;可能性;発生状況;異臭
引用文献数8
登録日2014年01月30日
収録データベースJASI, AGROLib

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