飼料作物での遮光によるワルナスビの耕種的防除法に関する研究

飼料作物での遮光によるワルナスビの耕種的防除法に関する研究

レコードナンバー852500論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20038814NACSIS書誌IDAA12527771
著者名織部 治夫
表 俊雄
堂岸 宏
書誌名石川県畜産総合センター研究報告 = Bulletin of the Ishikawa Prefectural. Livestock Research Center
別誌名研究報告・年報
研究報告
Bull. Ishikawa List. Rese. Center
石川畜総セ研報
発行元石川県畜産総合センター
巻号,ページ43号, p.12-21(2013-03)ISSN1347913X
全文表示PDFファイル (364KB) 
抄録草丈の高い飼料作物を栽培することによって、その遮光により強害外来雑草のワルナスビを防除する方法について検討した。始めに、長さ10㎝のワルナスビの根片を2007年5月28日に地下に埋設し、その後3年間、春先の萌芽後または開花後から晩秋までの期間に遮光率が異なる3種類(50,75,95%)の遮光ネットで植物体を被覆し、ワルナスビの地上部およびの生育を観察した。その結果、遮光率が高いほど地上部および根の生育は抑制された。次に、ワルナスビの根片を埋設した区画にスーダングラスとイタリアンライグラスの連続栽培およびリードカナリーグラスを単作栽培し、混播牧草地にワルナスビの根片を埋設した区画を比較対照とし、ワルナスビの地上部および根の生育を観察した。スーダングラスを栽培した区画の1番草刈取り20日前における地上3.5cmの照度は、遮光率95%の遮光ネットで被覆した区画の照度よりも低くなった。スーダングラスとイタリアンライグラスの連続栽培区画に埋設したワルナスビの根の重量は埋設2年目以降、混播牧草区のワルナスビの根と比べて低い傾向であり、また埋設3年目にはワルナスビの根は観察されなかった。リードカナリーグラスの普通播、厚播の栽培区画に埋設3年目のワルナスビの根の重量は混播牧草栽培区画のワルナスビに比べ低い傾向であった。以上のことから、ワルナスビの周囲にワルナスビよりも草丈が高い飼料作物を栽培し、遮光することにより、生育を抑制できることが示唆された。
索引語ワルナスビ;根;遮光;埋設;区画;生育;飼料作物;イタリアンライグラス;栽培;根片
引用文献数8
登録日2014年02月07日
収録データベースJASI, AGROLib

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