環境放射線モニタを用いた堆積有機物層および表層土壌中の放射性物質濃度の簡易測定

環境放射線モニタを用いた堆積有機物層および表層土壌中の放射性物質濃度の簡易測定

レコードナンバー852705論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00007967NACSIS書誌IDAN00124077
著者名市川 貴大
逢沢 峰昭
大久保 達弘
書誌名森林立地
別誌名Japanese journal of forest environment
森林立地学会誌
発行元森林立地墾話会
巻号,ページ55巻・ 1号, p.43-49(2013-06)ISSN03888673
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抄録迅速,簡易に森林生態系内の放射性セシウム(Cs)濃度を推定するために,環境放射線モニタと専用容器を用いた測定条件の検討と測定法の有効性について検討した。本法により得られた堆積有機物層(Ao層)や表層土壌(土壌深0-5cm)の空間線量率は,重量含水率の変化にかかわらず概ね同様の数値を示すとともに,風乾重とほぼ比例関係にあった。このことから,専用容器内に納まるように試料を挿入すれば,一定重量(例えば1kg)あたりに換算することで,Ao層や表層土壌の空間線量率の大小の比較は可能である。Ao層中の落葉の放射性Cs濃度は約1000Bq/kgより高ければ,湿重および風乾重にかかわらず現地,室内にて1kgあたりに換算した試料の空間線量率を測定することにより推定できる。一方,表層土壌の放射性Cs濃度の推定には,Ao層中の落葉に比べて濃度が低いことから,風乾させた上で空間線量率が0.1μSv/h以下の室内にて試料の空間線量率を測定することが望ましい。
索引語空間線量率;濃度;推定;表層土壌;試料;環境放射線モニタ;堆積有機物層;測定;Ao層;検討
引用文献数33
登録日2014年02月14日
収録データベースJASI, AGROLib

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