乳牛の分娩前後および新生子牛におけるヘモプラズマ感染の実態

乳牛の分娩前後および新生子牛におけるヘモプラズマ感染の実態

レコードナンバー853052論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20038563NACSIS書誌IDAA12483687
著者名栗谷川 俊之
清水 宏彰
鈴木 尋
佐藤 繁
書誌名産業動物臨床医学雑誌 = Japanese journal of large animal clinics
発行元日本家畜臨床学会
巻号,ページ4巻・ 1号, p.16-20(2013-06)ISSN1884684X
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抄録本研究では,はじめに,管内における牛ヘモプラズマ感染の実態を把握する目的で,1酪農家を対象として感染状況を調査した(調査1)。さらに,新生子牛への垂直感染の可能性を知るため,ヘモプラズマ感染母牛(2戸15頭)とその母牛から生まれた新生子牛を対象とし,分娩(出生)直後から経時的に感染状況を調査した(調査2)。牛ヘモプラズマの検出は,血液あるいは乳汁から抽出したDNAを用いたリアルタイムPCR法により行った。調査1において,Mycoplasma wenyoniiあるいはCandidatus Mycoplasma haemobosのいずれか一方の感染が認められた割合は,育成牛で76.9%(10/13),初産牛で100%(15/15),経産牛では75.8%(25/33)であり,いずれも高率に感染していることが判明した。調査2において,新生子牛ではM. wenyoniiが出生当日(初乳摂取前)と出生後1週に各1頭(6.7%),2週目に2頭(13.3%)で,また,C. M. haemobosが出生当日から2週目までに11頭(73.3%:うち5頭は初乳摂取前)で認められた。牛ヘモプラズマは初乳摂取前の新生子牛において感染が認められたことから,垂直感染する可能性のあることが示唆された。
索引語新生子牛;感染;牛ヘモプラズマ;Mycoplasma;初乳摂取前;実態;調査;感染状況;垂直感染;可能性
引用文献数7
登録日2014年02月21日
収録データベースJASI, AGROLib

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