樹冠下におけるアンテナポールを用いた場合のGPS測位精度と精度評価におけるGPS信号の遮断確率(SIP)の有用性

樹冠下におけるアンテナポールを用いた場合のGPS測位精度と精度評価におけるGPS信号の遮断確率(SIP)の有用性

レコードナンバー853316論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00019557NACSIS書誌IDAN10531146
著者名Bastos A.S.
長谷川 尚史
吉村 哲彦
書誌名森林利用学会誌
別誌名Journal of the Japan Forest Engineering Society
発行元森林利用学会
巻号,ページ28巻・ 3号, p.181-186(2013-07)ISSN13423134
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抄録林相の異なる4種の森林の樹冠下において,4段階のアンテナ高を設定し,2か月ごとに一年間,コードディファレンシャル測位によるGPS受信試験を行った。GPS測位データを後処理後,測位精度と全天空写真から算出した開空度およびGPS信号の遮断確率を表すSIP(Signal Interruption Probability)との関係を解析した。精度評価の指標としては平面誤差を用いた。測位精度は障害物である樹冠によって強い影響を受けるため,アンテナポールが安定する範囲では,アンテナ高が高いほど測位精度も上昇したが,アンテナ高が一定高よりも高くなるとアンテナの揺動が大きくなり,測位精度が低下した。開空度は,特に落葉樹林において,林冠構造の季節変化を良く表していたが,SIPは開空度と異なり,測位精度と同様に季節による樹冠の状態変化の影響を大きく受けず,GPS測位精度の変化とより良く合致していた。これらの結果から,SIPは開空度よりもGPS精度評価における有用性が高く,幹や枝を中心とした樹冠構造を反映していることが示唆された。
索引語測位精度;開空度;精度評価;樹冠下;GPS測位精度;GPS信号;遮断確率;有用性;アンテナポール;アンテナ
引用文献数12
登録日2014年02月28日
収録データベースJASI, AGROLib

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