山地渓流の付着生物群集への生態学的アプローチ

山地渓流の付着生物群集への生態学的アプローチ

レコードナンバー853415論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20019321NACSIS書誌IDAA11981838
著者名坂本 照正
吉武 佐紀子
書誌名神奈川県自然環境保全センター報告 = Bulletin of the Kanagawa Prefecture Natural Environment Conservation Center
発行元神奈川県自然環境保全センター
巻号,ページ10号, p.145-162(2013-03)ISSN13492500
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抄録対照流域法による水環境のモニタリング調査を平成19年から4ヵ年に亘って実施した。河床付着膜の藻類が利用できる光量は全天日射量の4%程度で、その現存量は秋冬季に増加し、夏季に減少する傾向を示した。大洞沢と貝沢はともに水質的には良好であるが、その河床付着生物群集は多様性と安定性に欠けており、森林の間伐・伐採により光密度が増すと藍藻類から珪藻類や緑藻類に、低温種から高温種へ移行する可能性がある。森林からもたらされる物質が湖沼等の水界に大きく影響し、河床付着生物の現存量と降雨量との間には負の相関が認められ、現在の森林環境は降雨等の環境変動に対して、十分な修復機能が保持されていないことが示唆された。対照流域法での施策効果を検証(環境作用の影響と施策効果を分離・識別)するための方法論を提示した。
索引語森林;対照流域法;現存量;影響;施策効果;全天日射量;低温種;負の相関;山地渓流;付着生物群集
引用文献数31
登録日2014年03月06日
収録データベースJASI, AGROLib

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