牛ウイルス性下痢ウイルス感染症の地域的な対策事例と効果の検証

牛ウイルス性下痢ウイルス感染症の地域的な対策事例と効果の検証

レコードナンバー870247論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014801NACSIS書誌IDAN00191857
著者名斎野 仁
川内 京子
臼井 章
大野 浩
迫田 義博
田島 誉士
書誌名日本獣医師会雑誌 = Journal of the Japan Veterinary Medical Association
発行元日本獸医師会
巻号,ページ66巻・ 11号, p.791-796(2013-11)ISSN04466454
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抄録根室地域B町で2006年から,牛ウイルス性下痢ウイルス(BVDV)感染症(BVD)の対策を開始し,毎年,すべての育成牛にBVDの生及び不活化ワクチンを接種(LK方式)した。さらに汚染源である持続感染(persistent infection:PI)牛の摘発のため880戸の全酪農場のバルク乳のRT-PCR検査と公共牧場全頭のBVDV分離を毎年実施した。LK接種42カ月経過後で抽出検査した血清の90%がBVDVに対する抗体を保有した。6年間のバルク乳検査でPI牛56頭を摘発・淘汰し,2012年には2頭に減少した。さらに公共牧場で12,349頭を検査し7頭(0.06%)のPI牛を摘発・淘汰した。対策開始後のPI牛の出生率は有意に減少し,2008年以降にLK方式ワクチン接種による胎子感染防止効果が確認された。以上から,ワクチン接種とPI牛の積極的サーベイランスでBVDの制圧が可能と判断した。
索引語BVDV;BVD;PI牛;摘発;淘汰;減少;効果;persistent infection;バルク乳;RT-PCR検査
引用文献数13
登録日2014年06月11日
収録データベースJASI, AGROLib

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