始原生殖細胞によるエピゲノムリプログラミング

始原生殖細胞によるエピゲノムリプログラミング

レコードナンバー870450論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20020157NACSIS書誌IDAN10548943
著者名関 由行
岡下 修己
書誌名Journal of mammalian ova research = 日本哺乳動物卵子学会誌
別誌名日本卵子学会誌
発行元日本哺乳動物卵子学会
巻号,ページ30巻・ 3号, p.95-100(2013-10)ISSN13417738
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抄録生殖細胞は次世代へ遺伝情報及び後成的遺伝情報(エピゲノム情報)を伝達することができる唯一の細胞である。全能性の獲得や次世代へのエピゲノム変異が伝達することを防ぐために,生殖細胞の発生・分化過程においてエピゲノム情報は初期化される。本総説では,始原生殖細胞におけるDNA脱メチル化に関する最新の知見を紹介する。近年の次世代シーケンサーの開発やメチルシトシンの酸化反応の発見が始原生殖細胞のエピゲノムリプログラミングに関する研究に対して大きなブレークスルーとなっている。全ゲノムメチローム解析は,始原生殖細胞における全ゲノムレベルおよび特異的領域なメチル化変動を高解像で明らかにした。また,TETの欠損実験によりTETタンパク質が始原生殖細胞における生殖細胞特異的遺伝子の脱メチル化に必要であることも明らかとなった。これらの結果は,始原生殖細胞において能動的および受動的な脱メチル化機構が協調もしくは平行して働くことで,高効率かつ広範囲なDNA脱メチル化が保証されていることを示している。
索引語始原生殖細胞;生殖細胞;次世代;DNA脱メチル化;TET;脱メチル化;遺伝情報;全能性;獲得;エピゲノム変異
引用文献数38
登録日2014年04月14日
収録データベースJASI, AGROLib

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