水頭症に起因する抗利尿ホルモン不適合分泌症候群が疑われた犬の1例

水頭症に起因する抗利尿ホルモン不適合分泌症候群が疑われた犬の1例

レコードナンバー870522論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014801NACSIS書誌IDAN00191857
著者名亀島 聡
大寺 貴子
神前 卓司
書誌名日本獣医師会雑誌 = Journal of the Japan Veterinary Medical Association
発行元日本獸医師会
巻号,ページ66巻・ 12号, p.870-873(2013-12)ISSN04466454
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抄録抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(Syndrome of inappropriate antidiuretic hormone secretion,以下SIADH)は,頭蓋内疾患などの基礎疾患に続発し,抗利尿ホルモンの不適合分泌が起こり,低ナトリウム(Na)血症,血漿浸透圧の低下,尿中Na排出量の増加などを生じる小動物領域ではきわめてまれな病態である。今回,ドーム様の頭蓋形状と特有の症状を呈したトイ・プードルに遭遇し,その病態を精査した。その結果,本症例では,顕著な低ナトリウム血症や血漿浸透圧の低下をはじめ,種々の検査成績がSIADHの診断基準をほぼ満たしていると考えられた。また,特有の頭蓋形状はMRI検査で,水頭症によることが判明した。以上の所見より,本症例は水頭症に起因するSIADHであることが強く示唆された。
索引語水頭症;抗利尿ホルモン;起因;適合分泌症候群;血漿浸透圧;低下;病態;頭蓋形状;本症例;SIADH
引用文献数13
登録日2014年04月21日
収録データベースJASI, AGROLib

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