ホルスタイン種乳牛の宮城県における血乳症の発生状況と血乳中体細胞の観察

ホルスタイン種乳牛の宮城県における血乳症の発生状況と血乳中体細胞の観察

レコードナンバー870744論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20038563NACSIS書誌IDAA12483687
著者名菊池 朋子
一條 俊浩
吉田 裕貴
河野 充彦
村山 勇雄
高橋 千賀子
木村 有一
佐藤 洋
書誌名産業動物臨床医学雑誌 = Japanese journal of large animal clinics
発行元日本家畜臨床学会
巻号,ページ4巻・ 4号, p.154-159(2013-12)ISSN1884684X
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抄録乳牛における血乳症は生理的なものとされ,その発生機序に不明な点が多く,現在も治療および予防法が確立されてはいない。今回,乳牛における血乳症の現状を把握する目的で,2年間で246例の治療カルテを調査した。また血乳中の体細胞について顕微鏡学的観察を実施した。その結果,血乳症のみが治療対象であった例は94例(38%)で血乳症と併発疾病が認められたものが152例(62%)認められた。併発疾病としては乳房炎が63例と最も多く,次いで、乳熱40例およびケトージス12例が認められた。分娩前に血乳症が確認され治療されている例が認められた。治療は主に止血剤が投与され,平均治療回数±標準偏差は3.4±1.7回であった。血乳中の体細胞には赤血球の他に分葉核球,単核球,リンパ球,上皮系細胞,および細胞残屑が認められた。血乳に特異的な細胞は認められなかったが,正常乳と比較して血乳では上皮細胞および細胞残屑が有意に認められた。これらのことから乳房内の細胞損傷の可能性が示唆された。
索引語血乳症;治療;血乳;例;乳牛;体細胞;併発疾病;細胞残屑;点;いな
引用文献数11
登録日2014年04月25日
収録データベースJASI, AGROLib

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