霧ヶ峰の卓越風が半自然草原への樹木の侵入と定着に及ぼす影響

霧ヶ峰の卓越風が半自然草原への樹木の侵入と定着に及ぼす影響

レコードナンバー870772論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20022974NACSIS書誌IDAA12123127
著者名齋藤 風菜
藤間 竣亮
大窪 久美子
百原 新
沖津 進
書誌名食と緑の科学
別誌名Hort research
発行元千葉大学園芸学部
巻号,ページ67号, p.43-47(2013-03)ISSN18808824
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抄録長野県中部の霧ヶ峰高原の,半自然草原内に残存する樹林から草原への樹木の侵入と定着に卓越風が及ぼす影響を明らかにするために,樹林の風上側(南側)と風下側は(北側)で樹林から草原にかけてのトランセクト調査を行った。樹種の分布を見ると,草原に広く分布するレンゲツツジやズミ以外の樹種は草原に面した樹林内にも分布することから,樹林から草原へと分布拡大したと考えられた。樹林の南側では北側に比べ林縁から離れたところで定着した数が少なく,樹高も低くなった。これは,南側では風によって乾燥環境になることで定着や樹高生長が阻害されたことが要因の一つと考えられた。樹林の北側では南側よりも風散布型の種子を持つ樹種が多く見られ,風下側である北側に南側よりも多くの種子が散布された可能性が示唆された。今後,草原の維持管理のために,土壌水分や積雪といった詳細な環境条件の調査が必要だと考えられる。
索引語草原;南側;定着;卓越風;北側;樹林;分布;樹種;樹木;侵入
引用文献数18
登録日2014年05月12日
収録データベースJASI, AGROLib

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