広島湾とその周辺海域におけるアマモの生態的特性とその多様性

広島湾とその周辺海域におけるアマモの生態的特性とその多様性

レコードナンバー870833論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20012308NACSIS書誌IDAA11768091
著者名吉田 吾郎
谷本 照己
相田 聡
梶田 淳
水谷 浩
大本 茂之
斉藤 憲治
森口 朗彦
堀 正和
浜口 昌巳
寺脇 利信
書誌名生物圏科学
別誌名Biosphere science
Journal of the Graduate School of Biosphere Science, Hiroshima University
広島大学大学院生物圏科学研究科紀要
J. Grad. Sch. Biosp. Sci., Hiroshima Univ
発行元広島大学大学院生物圏科学研究科
巻号,ページ52巻・ p.71-86(2013-12)ISSN13481371
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抄録広島湾および周辺海域の5カ所の生育地のアマモZostera marinaの生態的特性を2004年の繁茂期に調査した。調査場所は広島湾奥部の阿品(St.1),同湾央部の大黒神島(St.2),同湾口部の屋代島(St.3),柳井湾奥部の伊保庄(St.4),および同湾外部に位置する平郡島(St.5) である。アマモの分布水深は生育地により異なり,St.1,St.2では海底でのアオサ類等の堆積により,分布下限水深は1-2m(C. D. L. 基準)までである一方,他の生育地では4-6mまで分布した。アマモの平均現存量は120-180g DW m-2の範囲にあったが,アマモの株のサイズと密度は生育地により異なっていた。平均株密度は生育地により88-278 shoots m-2の範囲であり,St.3およびSt.5では特に浅所で小型の株が密生した。これらの群落では,総現存量に占める地下部現存量の割合が相対的に大きかった。一方,湾奥部に位置するSt.1とSt.4では,アマモの株は大型である一方生育密度は低かった。群落内の底質の粒度組成の相違から,波浪流動等の物理的環境が生育地間で異なることが示唆され,それぞれの場所のアマモの生態的特性はその影響を受けていると考えられた。
索引語St;アマモ;生育地;生態的特性;株;広島湾;周辺海域;位置;範囲;アマモZostera marina
引用文献数36
登録日2014年05月12日
収録データベースJASI, AGROLib

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