食料安全保障とは何か

食料安全保障とは何か

レコードナンバー870843論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00011894NACSIS書誌IDAN10164125
論文副題日本と世界の食料安全保障問題
著者名大賀 圭治
書誌名システム農学
別誌名Journal of the Japanese Agricultural Systems Society
発行元システム農学会
巻号,ページ30巻・ 1号, p.19-25(2014-01)ISSN09137548
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抄録「食料安全保障」という政策用語は、1970年代の世界的な食糧危機の中で使われはじめ、1980年代にFAOなどの場で、日本が主導して、「食料安全保障」についての論議が世界的に進み、1996年の世界食料サミットでは「食料安全保障」が統一テーマとなった。日本の食料安全保障は、食料自給率の低下、つまり食料供給の海外依存の深まりの下で、国内食料供給の維持・向上と輸入食料の安定確保を課題としている。ヨーロッパの食料輸入国も日本と同様に国内生産の振興、緊急時における需要管理(配給)制度などによって食料危機に対応する食料安保の態勢をとっている。アメリカやEUのような食料輸出国・地域でも、食料不足の事態に対処する手段を制度化している。食料問題が最も深刻な後発途上国の食料問題は、貧困問題解決への国際協力のなかで取り組まれている。世界的な食料需要の増加と地球温暖化による食料・農産物市場の不安定化に対処するため、2011年G20カンヌ・サミットでは、作物生産予測や気象予報を改善するため、リモートセンシングを活用した国際ネットワーク、「世界農業地理モニタリングイニシアティブ」の計画を進めることが決議された。このような食料安全保障の問題を解決するためのツールとして、リモートセンシングを基礎とする農業情報システムの活用が世界的に期待されている。
索引語食料安全保障;日本;対処;食料問題;リモートセンシング;活用;FAO;食料;サミット;解決
引用文献数8
登録日2014年05月12日
収録データベースJASI

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