育成期のイオノフォア飼料添加が黒毛和種の産肉性および肉質に及ぼす影響

育成期のイオノフォア飼料添加が黒毛和種の産肉性および肉質に及ぼす影響

レコードナンバー870963論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00012934NACSIS書誌IDAN10468072
著者名椿 由江
浅田 勉
角田 成幸
書誌名群馬県畜産試験場研究報告 = Bulletin of the Gunma Animal Husbandry Experiment Station
発行元群馬県畜産試験場
巻号,ページ20号, p.10-25(2013-12)ISSN13409514
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抄録黒毛和種去勢牛8頭を用いて、育成期の配合飼料へのイオノフォア(以下、モネンシン)添加が産肉性および肉質に及ぼす影響について検討した。試験期間は育成期を生後4~10カ月齢の6カ月間とし、試験区分はモネンシン30ppm添加区と無添加区とした。肥育期は生後11~30カ月齢の19カ月間とし、モネンシン無添加の同一飼料を給与した。育成期の試験結果では、飼料摂取量、飼料要求率、日増体量(DG)および発育に差は見られなかった。第一胃内容液の揮発性脂肪酸(VFA)組成では、6カ月齢の添加区でプロピオン酸が高く(P<0.01)、10カ月齢においても高い傾向が見られた。また、酢酸とプロピオン酸の比率(A/P比)は6カ月齢の添加区で低く(P<0.01)、10カ月齢においても低い傾向が見られた。血液生化学性状では10カ月齢の無添加区においてグルタミン酸オキザロ酢酸トランスアミナーゼ(GOT) が高かった(P<0.05)。血中ビタミンA濃度に差は見られなかった。肥育期の試験においては、全期間を通じて飼料摂取量、飼料要求率、DGおよび発育に差は見られなかった。VFA組成については、11カ月齢の添加区でプロピオン酸が高く(P<0.01)、A/P比は低かった(P<0.01)。血液生化学性状は、20カ月齢の尿素窒素(BUN) で無添加区が高かった(P<0.05)。血中ビタミンA濃度は、試験区間に差は見られなかった。と畜後の枝肉格付および第6~7胸椎間胸最長筋における理化学分析と脂肪酸組成の結果に差は見られなかった。以上の結果から、育成期にモネンシン添加飼料を給与しても、肉質に影響は見られなかった。
索引語育成期;P&lt;添加区;差;10カ月齢;肉質;影響;肥育期;DG;結果
引用文献数13
登録日2014年05月20日
収録データベースJASI, AGROLib

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