同一の浮腫病罹患豚から分離された大腸菌株の各種性状の比較

同一の浮腫病罹患豚から分離された大腸菌株の各種性状の比較

レコードナンバー871180論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20008733NACSIS書誌IDAA11807069
著者名遠矢 真理
木嶋 眞人
小林 秀樹
渡邊 忠男
山本 孝史
書誌名家畜衛生学雑誌 = The Japanese journal of animal hygiene
別誌名Japanese journal of animal hygiene
発行元日本家畜衛生学会
巻号,ページ39巻・ 4号, p.157-164(2014-02)ISSN13476602
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抄録浮腫病罹患豚から分離された大腸菌112株のO群血清型は、O139が65株(58%)と最も多く、次いでO116:17株(15.2%)、O8:4株、O18:2株であった。残りの24株のうち6株はわれわれが分離した浮腫病罹患豚由来10R-1にまた2株は健康豚由来No.313に型別されたが、16株は型別できなかった。また112株中91株(81.3%)が何らかの病原遺伝子を保有しており、その内訳は、stx2、F18の2種:64株(57.1%)、stx2、LT、STa、STb、F18、EAST1の6種:23株(20.5%)、EAST1のみ:4株(3.6%)であった。浮腫病豚由来大腸菌株には、健康豚由来株では認められなかったCL、ERFX、およびOAに対する耐性株が20~51%の割合で認められた。さらに、17検体中14検体において、薬剤感受性パターンが異なる菌株が存在していた。浮腫病豚由来大腸菌の各種性状を比較したところ、同一検体から分離され、同一の薬剤感受性を示す菌株は同一クローンである確率が高いこと (76.9%:20/26)、また、同一検体から分離され、異なる薬剤感受性を示す菌株であっても同一のクローンである可能性が約28%(37/133)あり、前報の健康豚由来株の0.9%(5/536)よりも著しく高率であった。
索引語分離;菌株;浮腫病罹患豚;各種性状;比較;薬剤感受性;健康豚由来株;同一検体;型別;クローン
引用文献数20
登録日2014年05月30日
収録データベースJASI, AGROLib

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