輸入植物から発見されたゾウムシ類(コウチュウ目ゾウムシ上科)の分類群構成の変遷

輸入植物から発見されたゾウムシ類(コウチュウ目ゾウムシ上科)の分類群構成の変遷

レコードナンバー871511論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014282NACSIS書誌IDAN00118030
著者名源河 正明
吉武 啓
書誌名植物防疫所調査研究報告 = Research bulletin of the Plant Protection Service Japan
別誌名植防研報
発行元横浜植物防疫所
巻号,ページ50号, p.17-46(2014-03)ISSN03870707
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抄録神戸植物防疫所管内の輸入検疫で発見され未同定のまま保管されていたゾウムシ類標本219個体の同定を行うとともに、1960年から2009年の輸入検疫におけるゾウムシ類の発見記録と併せて年代別の分類群構成を解析した。1980年代前後を境として、それまで多数を占めていたクチカクシゾウムシ亜科とアナアキゾウムシ亜科の発見種数が減少する一方で、クチブトゾウムシ亜科とゾウムシ亜科は急増した。前者は木材穿孔性の種を多く含むことから、東南アジアの丸太輸出規制強化および木材加工産業の発達による丸太の輸入量の減少が原因と考えられた。後者は生きた植物体を食害する種を多く含むことから、その増加には航空貨物での生鮮野菜、切り花等の輸入量増加が関係していると推定され、今後の我が国の植物検疫において一層重要となる分類群であると考えられた。
索引語種;発見;ゾウムシ類;分類群構成;輸入検疫;減少;同定;ゾウムシ亜科;輸入植物;コウチュウ目ゾウムシ上科
引用文献数34
登録日2014年06月24日
収録データベースJASI, AGROLib

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