シカ害のある流域における土壌の性質と渓流水質

シカ害のある流域における土壌の性質と渓流水質

レコードナンバー871833論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00006960NACSIS書誌IDAN00055178
著者名東 直子
智和 正明
熊谷 朝臣
大槻 恭一
書誌名九州大学農学部演習林報告 = Bulletin of the Kyushu University Forest
発行元[九州大學農學部附属演習林]
巻号,ページ89号, p.29-38(2008-03)ISSN04530284
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抄録本研究では,九州大学農学部附属宮崎演習林内の,シカによる下層植生の食害がある流域における土壌の理化学性と渓流水質について現状を報告する。シカによる下層植生の食害のあるB流域と,シカ害が有り将来的にシカ防除柵による対策を予定しているC流域において不撹乱土壌を採取し,乾燥密度,間隙率,飽和体積含水率,飽和透水性係数といった土壌の物理性を測定した。また,土壌の化学性として土壌pHおよびECを測定した。B流域の方がC流域と比較して土壌の間隙率と土壌ECが高く,植物が水分・養分を利用しやすい土壌であることが示唆された。また,C流域のとくに斜面下部に砂礫が多く堆積していた。シカ害の無いA流域も含め3流域での渓流水質の比較を行ったところ,現段階ではシカ害による林床の状態の違いが渓流水質に顕著な差を生じさせてはいないことが明らかとなった。
索引語土壌;シカ害;渓流水質;流域;C流域;シカ;下層植生;食害;B流域;間隙率
引用文献数25
登録日2014年07月18日
収録データベースJASI, AGROLib

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