樹液流計測と切り木実験により推定したQuercus serrataの蒸散量の比較

樹液流計測と切り木実験により推定したQuercus serrataの蒸散量の比較

レコードナンバー871874論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00006960NACSIS書誌IDAN00055178
著者名Chiu C.W.
立石 麻紀子
小松 光
大槻 恭一
書誌名九州大学農学部演習林報告 = Bulletin of the Kyushu University Forest
発行元[九州大學農學部附属演習林]
巻号,ページ95号, p.1-4(2014-03)ISSN04530284
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抄録樹液流計測は樹木蒸散を推定するために広く用いられているが、環孔材樹種で用いる際の推定精度に関しては十分に検討されていない。コナラ(Quercus serrata)は日本を含む東アジアの温帯林に広く分布する環孔材樹種である。本研究では、樹液流計測(グラニエ法)で推定した樹液流量と切り木実験により得られた吸水量を比較することで、コナラへの樹液流計測の適用可能性を評価した。樹液流量は切り木実験による吸水量と高い相関を示し(r=0.985,p<0.05)、樹液流計測は樹木蒸散の日変化を計測できることが示唆された。しかし、その回帰直線の傾きは1.84となり樹液流計測は実際の蒸散量よりも過小評価していることが明らかとなった。以上の結果より、グラニエ法による樹液流計測は、コナラの蒸散を推定可能であるが、正確な蒸散量推定のためにはキャリブレーションを行うことが必要であると示された。
索引語樹液流計測;コナラ;Quercus serrata;推定;切り木実験;蒸散量;比較;樹木蒸散;環孔材樹種;グラニエ法
引用文献数17
登録日2014年07月18日
収録データベースJASI, AGROLib

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