ベルト式繰出し機構を用いた二段ベルト精密播種機の開発

ベルト式繰出し機構を用いた二段ベルト精密播種機の開発

レコードナンバー871924論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015067NACSIS書誌IDAN00386823
著者名松尾 健太郎
屋代 幹雄
書誌名農作業研究
別誌名Japanese journal of farm work research
Farm work research : journal of Farm Work Society of Japan
発行元日本農作業研究会
巻号,ページ157号, p.149-156(2013-12)ISSN03891763
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抄録間引き作業の簡略化を目的に,正確な播種間隔で播種することができる二段ベルト精密播種機を開発した。開発機の特徴は,重なった2本のベルトが同期して動き,上ベルトの小さな穴で種子を1つずつ取出し,上下のベルトが接している間に下ベルトの大きな穴に種子を渡し,低い位置で種子を放出することである。これにより種子の落下位置が安定し落下距離が短くなる。定置試験においてコート種子のニンジンの播種では,作業速度0.56m/sでも播種間隔の四分位範囲は8.4mmと対照の播種機(真空播種機とベルトアップダウン式播種機)の2分の1以下であり,最大頻度割合(播種間隔の誤差の許容範囲を20mmとして,この範囲でもっとも度数が高くなる時の割合)は94%,欠粒率および2粒播き率も0%と,正確な播種が可能であった。また,形が不均一な裸種子のホウレンソウやダイコンの播種では,欠粒率が真空播種機よりも同等かやや高くなった。しかし,作業速度0.56m/sでも四分位範囲は8.6mm・12.6mm,最大頻度割合は87%・76%と真空播種機の29.4mm・22.1mmおよび40%・50%よりも正確な間隔で播種が可能であった。また,圃場試験の二段ベルト精密播種機の四分位範囲および最大頻度割合は,定置試験の場合よりも低下したが,対照の播種機よりも播種精度は高かった。
索引語播種;種子;二段ベルト精密播種機;播種機;播種間隔;四分位範囲;真空播種機;最大頻度割合;開発;ベルト
引用文献数6
登録日2014年07月18日
収録データベースJASI

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