ニホンジカによる角こすり被害と間伐の関係

ニホンジカによる角こすり被害と間伐の関係

レコードナンバー872066論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20038346NACSIS書誌IDAA12476648
著者名田戸 裕之
廣永 拓男
小枝 登
細井 栄嗣
書誌名山口県農林総合技術センター研究報告
別誌名Bull. Yamaguchi Tec Cent Agri Fore
山口農技セ研報
Bulletin of the Yamaguchi Agricultural and Forestry General Technology Center Experiment Station
発行元山口県農林総合技術センター
巻号,ページ5号, p.15-25(2014-03)ISSN21850437
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抄録1 被害発生状況調査 間伐施業前より被害が増加している箇所はわずかであり、間伐により被害が増加したとはいえない。ヒノキ林の方がスギ林に比べ有意に被害を受ける確率が高い。定点調査では、「植生の繁茂状況」、「傾斜」が角こすりに負の影響を示していた。林分内の詳細調査では、「調査地」による違い、ヒノキがスギより被害が発生しやすい、傾斜が緩やかな方が被害が発生しやすい、被度の低い方が被害が発生しやすい、道路からの距離が遠い方が被害が発生しやすい傾向があり、角こすりに影響を与えていることが明らかとなった。2 被害発生軽減方法開発 「棚積み柵」の効果は確認されたものの、維持させるための作業が必要となり、林業のような長い期間経営をするものでは難しい。「枝条巻きつけ」は、施業木全て被害を受けておらず、資材が樹幹にある限り防止効果がある。3 まとめ 被害防止方法は、角こすり被害ポテンシャルが高いと示唆されたスギよりヒノキを優先的に、傾斜が緩やか、周辺の被度が低く、道路からの距離が遠くて人為的な影響がない場所を単木的(例: 枝条巻き付け)に、被害防止することが有効である。
索引語被害;発生;被度;傾斜;影響;間伐;ニホンジカ;角こすり;ヒノキ;スギ
引用文献数6
登録日2014年08月01日
収録データベースJASI, AGROLib

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