露地ナスにおける天敵温存植物等を利用した主要害虫の総合防除体系の確立

露地ナスにおける天敵温存植物等を利用した主要害虫の総合防除体系の確立

レコードナンバー872071論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20038346NACSIS書誌IDAA12476648
著者名河村 俊和
東浦 祥光
本田 善之
出穂 美和
書誌名山口県農林総合技術センター研究報告
別誌名Bull. Yamaguchi Tec Cent Agri Fore
山口農技セ研報
Bulletin of the Yamaguchi Agricultural and Forestry General Technology Center Experiment Station
発行元山口県農林総合技術センター
巻号,ページ5号, p.55-63(2014-03)ISSN21850437
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抄録山口県の露地ナス栽培では、天敵温存植物としてソルゴーの導入が増加している。しかしながら、ソルゴーは、アザミウマ類、ハダニ類の天敵増殖は難しい。そこで、アザミウマ類、ハダニ類の天敵を温存する植物及び有機物の活用方法について研究した。アザミウマ類の天敵であるヒメハナカメムシ類を比較的多く温存できる植物はブルーサルビアであった。また、ヒメハナカメムシ類はブルーサルビアの開花が早い場合に多かった。一方、ハダニ類の天敵である捕食性ダニ類を温存する有機物の設置技術について検討を行った。捕食性ダニ類の増殖は、ネットに入れたふすまと籾殻の混合物を、生息場所として株元に設置した場合に最も多かった。また、これらの技術を体系化して防除効果を実証した。その結果、体系防除区の防除効果は慣行防除区と同等で、化学農薬の散布回数は慣行防除に比べ半分以下に減少した。山口県における露地ナスでの天敵温存植物等を用いた減農薬栽培技術は、ソルゴー、ブルーサルビアの植栽、およびふすまと籾殻の混合有機物設置の組み合わせがアブラムシ類、アザミウマ類、ハダニ類の総合防除体系として有効と考えられた。
索引語ソルゴー;アザミウマ類;ハダニ類;天敵温存植物;植物;天敵;温存;ブルーサルビア;露地ナス;総合防除体系
引用文献数7
登録日2014年08月01日
収録データベースJASI, AGROLib

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