森林における放射性Csの動態

森林における放射性Csの動態

レコードナンバー872385論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015000NACSIS書誌IDAN00347581
著者名小林 政広
書誌名土壌の物理性
別誌名Soil physical conditions and plant growth, Japan
発行元[出版者不明]
巻号,ページ126号, p.31-36(2014-04)ISSN03876012
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抄録東京電力福島第一原発事故により広範囲の森林が放射能汚染された。長期的な影響が懸念される放射性セシウム(Cs)は,森林においては事故から約5ヶ月後の2011年8~9月には大部分が樹冠またはリター層に分布していたが,その後1年経過する間に移行し,鉱質土壌に存在する割合が増加した。事故直後の林内雨中の放射性Csは大部分が溶存態であった。林内雨およびリター層通過水中の放射性Cs濃度は時間の経過ととともに低下したが,夏季に上昇することがあり,このときは懸濁態の寄与が大きくなった。森林からの放射性Csの流出は,降雨により増水して懸濁物濃度が上昇すると増加した。流出水中の放射性Csの大部分は懸濁態であった。2012年3月からの9ヶ月間における森林からの放射性Csの流出量は,流域の沈着量の0.3%と推定された。
索引語放射性Cs;森林;懸濁態;大部分;増加;上昇;事故;溶存態;林内雨;リター層通過水中
引用文献数17
登録日2014年09月03日
収録データベースJASI, AGROLib

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