湛水直播水田におけるエアーアシスト条播機の播種深増大技術の開発

湛水直播水田におけるエアーアシスト条播機の播種深増大技術の開発

レコードナンバー872477論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015067NACSIS書誌IDAN00386823
著者名塚本 隆行
吉永 悟志
古畑 昌巳
Loan N.T.T.
帖佐 直
書誌名農作業研究
別誌名Japanese journal of farm work research
Farm work research : journal of Farm Work Society of Japan
発行元日本農作業研究会
巻号,ページ159号, p.49-55(2014-06)ISSN03891763
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抄録エアーアシスト条播機の播種深の制御を目的として播種精度の解析を行うとともに,複流式播種技術を開発し,その効果について定置条件での性能試験と圃場での栽培試験を行った。1) 吐出風速を増加させることで播種深を深くする手法を検討した結果,吐出風速の増加に対して種子の吐出速度と寒天ゲルへの埋没深の増加量は小さかったことから播種深の増大は困難であることが明らかになった。2) 送風機を増設し,副流の吐出空気で圃場表面に作溝し,主流の吐出空気で種子を播種する複流式エアーアシスト条播機を開発した。3) 土槽への作溝試験の結果,副流の吐出口から地表面までの距離が20mm以下の条件で,地表面に作用する風速が18m/s以上に達し,地表面に7mmの溝を生じさせた。播種深を深くすることが可能になる副流の条件を明らかにした。4) 複流式エアーアシスト条播機による‘どんとこい’の栽培試験の結果,慣行のエアーアシスト播種区に対して複流式の播種区では3mm程度白化茎の長さが増加した。3回の圃場試験で得られた白化茎の長さから,目標の5~10mmの播種深が得られ,播種深度を深くすることで,表面に露出した種子の割合が大幅に減少した。5) 複流式エアーアシストで播種された稲の1ヶ月後の苗立ち率,草丈,地上部乾物重はエアーアシスト条播の条件と同程度得られた。最終的な乾物重および収量と精玄米千粒重についても同等となった。
索引語播種深;播種;条件;吐出風速;増加;エアー;アシスト;種子;地表面;開発
引用文献数10
登録日2014年09月03日
収録データベースJASI

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