リンドウの胚珠培養法による種間雑種の作出

リンドウの胚珠培養法による種間雑種の作出

レコードナンバー872593論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20039729NACSIS書誌IDAA12521265
著者名玉掛 秀人
伊藤 盟
森 正敏
書誌名北海道立総合研究機構農業試験場集報 = Bulletin of Hokkaido Research Organization Agricultural Experiment Stations
別誌名道総研農試集報
発行元北海道立総合研究機構農業研究本部
巻号,ページ98号, p.33-42(2014-06)ISSN21861048
全文表示PDFファイル (11575KB) 
抄録リンドウの種間雑種作出のための胚珠培養法を明らかにした。リンドウ個体間で切り花を用いて交配し,3~10日後に肥大子房より胚珠を摘出し,NH4NO3量を1/2とするMS培地で培養することで発芽個体を得ることができた。この胚珠培養法により,エゾリンドウ(Gentiana tirifrora var. japonica)とリンドウ野生種5種(G. paradoxa,G. septemfida,G. dahurica,G. tibeticaおよびG. andrewsii)の交配後,発芽個体が得られた。また,野生種間の3組合せ(G. septemfida × G. tibetica,G. tibetica × G. septemfida,G. tibetica × G. dahuricai)においても発芽個体が得られた。さらに,エゾリンドウ × G. paradoxa種間雑種個体へのエゾリンドウあるいはG. paradoxaの戻し交配において,極めて低率であったが雑種後代個体を得ることができた。得られた発芽個体の雑種性を確認するため,圃場に定植して開花個体を養成し,特性を調査した。開花個体の多くは,花形,花長,がく片長,葉長,葉幅,花色などの形態的特徴において両親の中間的であり,雑種個体と判断できた。また,組合せにより得られた個体の大半が不親和性によると思われる奇形花となる場合が見られた。
索引語エゾリンドウ;発芽個体;胚珠培養法;G. paradoxa;リンドウ;開花個体;用いて交配;Gentiana;G. paradoxa種間雑種個体;花色
引用文献数11
登録日2014年09月25日
収録データベースJASI, AGROLib

論文アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat