腎生検を行った蛋白漏出性腎疾患の犬2例,猫1例における比較検討

腎生検を行った蛋白漏出性腎疾患の犬2例,猫1例における比較検討

レコードナンバー872796論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20003453NACSIS書誌IDAA11561468
著者名小田切 時彦
三品 美夏
菅原 豪
代田 欣二
渡辺 俊文
書誌名麻布大学雑誌 = Journal of Azabu University
発行元麻布大学
巻号,ページ25巻・ p.53-58(2014-03)ISSN13465880
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抄録高度蛋白尿を呈す犬2例,猫1例について腎生検を行い,病理学的変化,治療経過および予後を比較した。病理学的変化は,病変なし(糸球体微小変化型病変の疑い),膜性増殖性糸球体腎炎(MPGN),巣状分節性硬化(FSGS)の疑いであった。MPGNの症例は急性経過をとり死亡し,他の2例は長期生存した。生存した2症例にはACEI(アンギオテンシン変換酵素阻害剤)およびシクロスポリンによる治療を行った。UPCの推移や治療反応は一様ではなかった。獣医療域において蛋白漏出性腎疾患には多様な病態が含まれていることが示唆され,糸球体障害の種類や障害の程度の把握などに腎生検が有益であった。一方で臨床症状と生検結果に沿った適切な薬剤の選択には更なる検討が必要であり,今後は症例数を重ねて更なる検討が必要であると考えられた。
索引語腎生検;蛋白漏出性腎疾患;病理学的変化;疑い;検討;生存;UPC;障害;程度;比較検討
引用文献数12
登録日2014年09月25日
収録データベースJASI, AGROLib

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