釜炒り茶及び煎茶用新品種‘なごみゆたか’の育成

釜炒り茶及び煎茶用新品種‘なごみゆたか’の育成

レコードナンバー872798論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00016154NACSIS書誌IDAN00143344
著者名吉留 浩
長友 博文
佐藤 健一郎
水田 隆史
佐藤 邦彦
古野 鶴吉
上野 貞一
安部 二生
書誌名茶業研究報告
別誌名Tea research journal
発行元[出版者不明]
巻号,ページ117号, p.1-14(2014-06)ISSN03666190
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抄録‘なごみゆたか’は,1988年に宮崎県総合農業試験場茶業支場において,‘埼玉16号’を種子親,福岡県の在来種の‘福8’を花粉親として交配した中から選抜し,2010年に品種登録出願し,2012年に品種登録された中生の釜炒り茶及び煎茶用品種である。2001年から2009年まで‘宮崎27号’の系統名で14場所で系適試験及び県単試験,2場所で特性検定試験(もち病,裂傷型凍害)が実施された。その結果,‘なごみゆたか’は釜炒り茶,煎茶のいずれにおいても品質が優れ,輪斑病に抵抗性を有し,耐寒性も優れ,収量も‘やぶきた’より多いことから普及に移し得ると判断され,2010年8月に種苗法に基づく品種登録出願を行い,2012年11月に品種登録された。また,2012年3月には茶農林57号に農林認定された。‘なごみゆたか’の特性の概要は次のとおりである。1) 一番茶の萌芽期は,‘やぶきた’より3日程度,摘採期は1日程度遅い中生品種である。2) 樹姿はやや直立型,樹勢はやや強,株張りは‘やぶきた’より大きい。3) 耐病性は,輪斑病にはやや強,炭疽病,もち病にはやや弱である。4) クワシロカイガラムシに対する抵抗性はやや弱である。5) 耐寒性は,裂傷型凍害には中からやや強で‘やぶきた’より優れ,赤枯れや青枯れは‘やぶきた’並である。6) 収量は‘やぶきた’より多い。7) 釜炒り茶,煎茶品質ともに,‘やぶきた’より優れ,特に香気,水色,滋味が優れる。
索引語やぶきた;強;釜炒り茶;弱;品種登録;品種登録出願;もち病;裂傷型凍害;輪斑病;抵抗性
引用文献数7
登録日2014年09月25日
収録データベースJASI, AGROLib

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