大山モミ採種園の造成と種子生産

大山モミ採種園の造成と種子生産

レコードナンバー872842論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20019321NACSIS書誌IDAA11981838
著者名齋藤 央嗣
河野 明子
藤澤 示弘
越地 正
毛利 敏夫
三橋 正敏
久保 典子
書誌名神奈川県自然環境保全センター報告 = Bulletin of the Kanagawa Prefecture Natural Environment Conservation Center
発行元神奈川県自然環境保全センター
巻号,ページ12号, p.27-34(2014-03)ISSN13492500
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抄録丹沢東部の大山では1960年代にモミの集団枯死が発生しその保全が課題となっており、大気汚染等対策の候補木として1993年から1996年にかけて選抜を行い、接ぎ木増殖により、2003年に保全センター所内に採種園形式で植栽している。2年目の2004年に初めて種子が生産され、以後毎年結実しており、2011年には5.5kgの種子を生産した。開花結実は、接ぎ木で増殖した大山モミクローンのみで見られ、比較として植栽した実生個体では全く結実が見られなかった。モミの種子は、宮ヶ瀬、大山等の自然林からも採取しているが、その結実の周期は同調している傾向が見られ、豊作年の種子は、発芽率も高くなった。採種園で採取された種子の発芽率は、自然林から採取した種子と比較し低かったものの、生産量の増加とともに発芽率も向上し、園内での開花個体の増加により、種子の稔性が向上していると考えられた。モミは、これまで採種園造成の事例は報告されていないが、接ぎ木苗を利用することにより連年的な結実が得られ、採種園形式での種子生産が可能であることが明らかになった。
索引語種子;結実;モミ;採取;発芽率;種子生産;生産;大山;採種園形式;植栽
引用文献数14
登録日2014年09月25日
収録データベースJASI, AGROLib

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