農村住民の舎飼養鶏への意向

農村住民の舎飼養鶏への意向

レコードナンバー873121論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20004493NACSIS書誌IDAA11614280
論文副題カンボジア南部での調査結果にみる現状と今後の研究課題
著者名若林 剛志
書誌名農林水産政策研究
別誌名Journal of agricultural policy research (Policy Research Institute, Ministry of agriculture, forestry and fishieries)
発行元農林水産省農林水産政策研究所
巻号,ページ22号, p.33-57(2014-07)ISSN1346700X
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抄録本稿は,養鶏の発展段階初期にあるカンボジアにおいて,鶏舎を建てての養鶏(以下,舎飼養鶏とする)に対する農村住民の意向を調査により把握し,その特徴を明らかにするとともに今後の研究課題について論じたものである。調査は,同国カンダール州,コンポンスプー州,プレイヴェン州およびタケオ州の南部4州で実施され,8か村での標本調査と1つの特定村での全数調査が行われた。論じる対象は,舎飼養鶏の経験のない世帯とした。調査結果は,舎飼養鶏に取り組みたいと回答した世帯が約13%,取り組む気はないが考えたことがある世帯が約25%,取り組みたくない世帯が約62%であった。取り組みたい等と回答した要因について聞き取り,その回答割合が高かった項目から明らかとなったことは,舎飼養鶏に取り組みたいか否かには,収益が考慮されること,舎飼養鶏に投入する時間があるか否かが考慮されていることであった。取り組みたい,または取り組む気はないが考えたことがあると回答した世帯を属性別に分け,統計的に検定してもあまり差がないことが確認された。一方で,取り組みたくないと回答した世帯では,属性別に分けた場合に有意な差が確認される項目が相対的に多く,回答割合にも分散傾向が確認された。回答を統計的に検定し,有意な差が確認された項目から得られた今後の課題は,得られた情報が回答に及ぼす影響,採算にかかる回答と年齢との関係についての研究であった。政策的課題として,支援する対象として絞り込む年齢層と金融支援の是非について検討の余地があることが示唆された。
索引語回答;舎飼養鶏;世帯;項目;確認;差;農村住民;意向;養鶏;調査結果
引用文献数18
登録日2014年10月28日
収録データベースJASI, AGROLib

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