家禽由来の有機質肥料におけるICP発光法による無機養分および重金属含有量の調査

家禽由来の有機質肥料におけるICP発光法による無機養分および重金属含有量の調査

レコードナンバー873392論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00011887NACSIS書誌IDAN10165252
著者名工藤 洋晃
外山 佳裕
河合 成直
書誌名環境科学会誌 = Environmental science
別誌名環境科学会誌
発行元環境科学会
巻号,ページ27巻・ 4号, p.218-223(2014-07)ISSN09150048
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抄録有機質肥料を活用した栽培試験の設計のため,日本国内で流通している家禽由来の有機質資材(羽毛粉および鶏糞)を取り寄せ,湿式灰化の後にICP発光法により元素分析を行なった。分析の結果,供試した羽毛粉(輸入品)1製品から,20,000ppm(w/w)以上の高いレベルのクロム汚染を発見した。有害元素に汚染された有機質資材が肥料用として国内で流通している事実は注目されるべきである。有機質肥料の公定規格において,羽毛粉(蒸製毛粉)について定められている保証成分は窒素含量のみであり,有害成分に関する規定はないため,当該製品の流通は現行法では差し支えないだろう。しかし,有害重金属に高度に汚染された資材の農業利用は,農作物や農地周辺の環境汚染にもつながるおそれがあり望ましくない。ゆえに,有害元素汚染を受けた資材の流通を未然に防ぐために,有機質肥料の公定規格は有害元素の含有許容量を考慮するよう見直されるべきである。
索引語有機質肥料;汚染;資材;流通;羽毛粉;家禽由来;ICP発光法;有害元素;有機質資材;公定規格
引用文献数10
登録日2014年10月29日
収録データベースJASI, AGROLib

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